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もっとここで勉強したい!-穂谷自然農園 訪問

さて最後の訪問、雨が強くなる中 穂谷自然農園さん を訪問しました。
コープ自然派も参加している小松島市にある有機農業サポートセンターでも
研修を受けられた大島さんが説明・案内くださいました。

穂谷自然農園は都市から近いという優位性を生かしていろんな野菜を栽培されています。
また都市から出る有機物(空港から出る廃棄物、豆工場のNG品など)の有効利用を目指され、
足りないミネラルを補足しつつ、植物がより吸収しやすい発酵プロセスを加えた肥料を作っておられます。
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年間40種類ほどの野菜を栽培されています。販売がある程度の期間になるように収穫時期をずらすようにして出荷しています、との説明を受けました。

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近隣のスーパーには特別コーナーを設けてもらっていて出荷する前の状況です、とのこと。

とにかくすごい雨だったのですが、特に地域資材を利用した堆肥の作り方はとても参考になったようです。
もっとここで勉強したいとの声が出ていました。実現するといいなあ~。

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もぎたてのトウモロコシの甘さにもびっくり、ご馳走様でした!大島さん、本当にありがとうございました!





# by takisalatiga | 2014-07-11 18:13 | イベント報告

農家が価格と売り方を決めるーじねんと市場訪問

農家が搬入、値段を決め、時には買い物客に商品の説明をする、
民間の産直市場 じねんと市場さん @伏見を訪問しました。

搬入に来られた農家の方にいろいろ質問したり、
京野菜や農家さんたちの顔写真が飾ってある壁のレイアウトに驚いたり。

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農家の方は搬入した野菜に自分で値段を付けて値段シールも印刷されます。その様子をバックヤードで見せていただきました。
農薬の話になり、東ティモールでは農薬と化学肥料は政府が禁止しているという話に「日本ではまだまだヨーロッパで
禁止されているネオニコチノイドのような農薬が使われているのに・・・」と驚かれました。

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値段はどのように決めるのですか?という質問に「他の農家さんの商品と値段を見て決めます」というお答え。
若い農家さんのお話には興味津々だったようです。

じねんと市場の横にはじねんと食堂があり、市場の食材を楽しむことができます。おいしいランチに満足!

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# by takisalatiga | 2014-07-11 17:42 | イベント報告

マデイラさん、バリスタになる・・ダイイチデンシ訪問

京都にある株式会社 ダイイチデンシを訪問しました。
ダイイチデンシはカフェ対象に1キロまでの小ロット焙煎マシーンを作っている会社です。

焙煎職人さんの技は何年も修行しないとものにできないとよく言われますが、
このダイイチデンシさんのマシーンはスイッチ一つで50もの焙煎プログラムの中から
選ぶことができ、ボタンスタート後5分程度で焙煎は出来上がります。

焙煎されていく様子が外からよくわかって本当に楽しいマシーンです。

スタートボタンを押すところからコーヒーを入れてみるところまで
体験させていただきました。

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マデイラさん、すでに巨匠の表情です。

マデイラさん、バリスタになる・・ダイイチデンシ訪問_b0277522_17104557.jpg
ダイイチデンシでは
「エチオピアのコーヒーや他の産地のコーヒーもそのおいしさが認識されれば買い取り価格も跳ね上がる。
ぜひ頑張ってください!」
と励ましの言葉をいただきました。ありがとうございました!










# by takisalatiga | 2014-07-11 17:13 | イベント報告

国立総合地球環境学研究所でのシンポジウムに参加

7月2日には京都にある地球研で
食の倫理的なトレード・消費者・連鎖の実現に向けて
‐生産者、認証機関、販売者、消費者で考える‐
に参加しました。当日は研究者やNPO,コーヒー関係者など40名もの参加がありました。

まず初めに3名が生産者として他の参加者から質問を受けました。
アディーノさんが
「今までフェアトレードという言葉はよく聞いていたけど、初めて今日わかった気がします。こういうフェアトレードは何か、
というイベントは東ティモールでも行うべきだと思います」
と発言されました。

3名のゲストスピーカーがおられましたが彼らにとっては特に京都のチョコレート屋さん Dari K の吉野さんが言われた
「生産者が自分で価格を決められるようにする」というのが心に残ったようです。

イベントの最後の方でアディーノさんが
「農家からの買い取り価格が一キロ2ドル70セントなのに 首都であるディリのいいホテルでは
一杯4ドルで売っています。これはフェアトレードですか?」
と質問する場面がありました。

もし農家の皆さんが対等に買い上げ業者と交渉して価格を決めていると思っていたら
恐らくこういう質問は出ないのではという気もします。

とにかくこれまでを振り返ることもでき、いろんな立場の人たちが一堂に会して
話せたという貴重な機会となりました。

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お骨折りいただいたスティーブン・マックグリービーさん、阿部健一先生、ありがとうございました!





# by takisalatiga | 2014-07-11 15:06 | イベント報告

コープ自然派 連合への視察

東ティモールには生活協同組合というものがまだありません。
だから今回 生活協同組合、つまり消費者と生産者が直接つながりよりよいものを目指す、
というところを皆さんにも知ってもらいたいと思っていました。

そして連合とセットセンター、稼働したばかりのパン工場の見学、が実現。
また小松島市にある有機農業サポートセンターから講師をお招きして
元気な土から元気な野菜ができる、では元気な土にするには?という話もしていただきました。

この視察を通して コープは組合員が望む商品を一緒に作っていくいうこと
そして生産者との顔が見える関係を基本にしているということ、
土壌についても表年裏年(たくさん取れる年とたくさん取れない年を繰り返す)問題も解決可能だということ(日本ではミカンで解決実績あり)特に心に残ったようです。

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生協とはどんなところか、民間企業との違いは何かについて説明を受けました。

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セットセンターでは-30度を初体験!(熱帯から来た3名には驚愕)

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ベントさんが東ティモールのコーヒー栽培の取り組みについて発表しました。

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土壌分析がなぜ役立つのか、を熱心に聞く3人。小松島から来てくださった中村さん、ありがとうございました!

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記念撮影!
# by takisalatiga | 2014-07-11 14:40 | イベント報告