<   2011年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

東ティモール行ってきました!その7

さて最後に首都ディリにあるInstitute of Bussiness (以下IOB)で
コープ自然派奈良のお話をしたときのことを報告します。

IOBは私立のビジネス専門学校で独立後設立されたそうです。
キャンパスも何箇所かあり、学生数約6000名。

さて午後2時間予定されたミニセミナーには
IOBの学生、講師、マイクロクレジット組合、コーヒー組合などの人たち50名位が
集まっていました。それと各種マスコミ。

リクエストは「組合が会員の生活の質を向上させるのにどう貢献したか」
でしたが、私はコープ自然派を簡単に説明するプレゼン資料しか
持っていっていなかったのでコープ自然派の話しをすることに。

まず、総合地球環境学研究所の阿部健一先生が
日本の戦後、貧困に苦しんだ時代を経てきた。
日本の高度経済成長期に食の安全を始め、政府への不信が募り、
自分たちでどうにかしようと生産者組合、消費者組合などが生まれた。
東ティモールには素晴らしい手つかずの自然
高品質なコーヒー、そして高い出生率による若い力
大きなポテンシャルがあるという話しをしてくださいました。
(それをなんとか通訳)

そのあと、コープ自然派奈良理事長作成の素晴らしいプレゼン資料を
短くして、インドネシア語にしたもの(Tetun語でなくて申し訳なかったんですが)
をパワーポイントで見てもらいながら説明しました。

特に生協の基本的な理念や取り組み、
? 会員の自主的民主的自立的運営(主催者からは理念的な話しをぜひとのことだったので)
? 国産できないもの(たとえばコーヒー)についてはフェアトレード、有機JAS認証を基本にする、
を説明したのち、たとえば会員と生産者の顔が見える関係を目指して
勉強会や畑に出かけて行って信頼関係を築く努力を行っていること。

会員も安全安心な農環境、作業をされる農家、生産者の顔が
見えていればたとえば天災、天候不順などで生産者が苦しい時買い支える、
少し値段が高くても買うというということが実現する、
というような話しをしました。

皆さん大変熱心に聞いてくださり、活発な質疑応答となりました。
質問の中には どうして日本は高度成長が実現したのか、高度成長のネガティブな事象は他にあるか?、有機JAS認証を取得するには?、東ティモールで消費者生協を設立するとすると
何かコツはあるか?(阿部先生からは必要かどうかまず検討する必要ありとの回答)、
生協の共済はあるか?、コープ自然派の英語ホームページはあるか?、
など様々でした。

最後にテレビにインタビューされたり、翌日の新聞に載ったのには驚きましたが(閉口しましたが)
何かの参考になれば、と願いました。

b0277522_1241763.jpg

インタビュー・・・・・・。
[PR]
by takisalatiga | 2011-08-12 17:08

東ティモール行ってきました!その6

コーヒーの木があるところはどんなところか。
お世話になったレティフォホは首都ディリから車で三時間hほど山を登ったところにあります。
今まで紹介してきたような集落に行くには四輪駆動のランドクルーザーのような
特別仕様の車でないとアクセスできません。

b0277522_1241415.jpg

収穫ピックアップのトラックに続く・・・。ほぼインディジョーンズ。

集落は山肌にあったり、尾根にあったり。

b0277522_1241574.jpg

下に見えている家まで斜面を下りました!このおうちの下(崖?)にコーヒーの木があるんです。

ねむの木に似た大きな木がテーブルが重なるかのように
山を覆っていて本当に美しいんですが、その下にコーヒーの木を植えているんですね。
この覆っている木をシェードツリーというそうです。たとえばダニエルさんの実験によると
このシェードツリーを植えて25年くらいたってから、
コーヒーの木を植えるのが一番よかったそうです。

b0277522_1241543.jpg


ですからコーヒーの木というか畑というのは外(上)からは見えません。
林の中を入っていくとコーヒーの木があるという感じのようです。
もちろん道のわきの林にコーヒーの木が、ということも。

b0277522_1241628.jpg

ドライバーのジョンさんとコーヒーの木

実際に中に入ってみると雑木林、といった感じです。
コーヒーの木それ自体は手入れされた感じはなく、
聞いていた通り、枝も伸び放題、葉っぱも増え放題。
収量を増やしたければもっと実に栄養が行くように手入れしたほうがよいそうなのですが。

b0277522_1241656.jpg

やっと会えました!コーヒーの実!

さて、育ちっぱなしにして剪定しない理由、聞いてみましたが、

「精霊が宿っているから切ってはいけない」
「いまだかつて切ったことがないから」
「剪定したほうがいい結果がでる保証がない」
「この目で見ないと信じられない」

などでした。どんな風に育てるのがいいのか、
それは東ティモールの農家の人たちが決めることです。

でも・・・・。
長い間支援にかかわっておられる方たち、現場のご苦労を思いました。
[PR]
by takisalatiga | 2011-08-09 21:08

東ティモール行ってきました!その5

リアラウという集落に行きました。
ここでは40家族が暮らしているそうです。

スリ・スワレスさんと話しをしました。
東ティモールどこでもそうだそうですが、
ここリアラウでも昨年の4分の1ほどの収穫だとか。

b0277522_1241284.jpg

豆を入れる袋を入れ替えるため、シートの上で作業する準備中。(アライさん提供写真)

スワレスさんの話しだと集落周辺ではさつまいもと菜っ葉くらいしかとれないそうです。
近くに小学校はあるけれど、中学校は徒歩で山を越えて通わないといけないとか。

今まで大きな組合に売っていたけれど、
日本のピースウィンズの人たちの話しを聞いて
とてもいいと思って今では他と取引しないんだ、と話してくれました。

「日本の団体に売るとこうしてあなたみたいに日本人も時々来てくれるしね!」
とちゃめっけたっぷりのスワレスさん。

b0277522_1241254.jpg


ここでは子供たちも興味津津で待ち構えていて
メッセージシートは大人気!一瞬でなくなりました。

b0277522_1241380.jpg


遠い国日本の人たちがこの村のコーヒーを飲んでいる・・・・。
不思議で確かな感じがしたんじゃないかと思います。

村の人たちにとっては直接買い上げてくれる人たちの顔は見えていても
最終的に遠い日本で消費者としてコーヒーを飲む人たちがいることは
あんまり想像していなかったんじゃないか、と思います。

また私たちも遠く東ティモールにいるこの人たちが
コーヒー作ってくれなければ日本で飲むことができませんが
どんな人たちが作ってくれているのか、あんまり考えないなあと思います。

b0277522_1241377.jpg


日本からキャンディーをもっていって皆さんに配ったんですが、
包み紙をそのまま捨てていて・・・・。
ドライバーのジョンさんが黙々と拾ってくれていました。
私も一緒に拾ったんですが、
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

最近まで何かを包むといえばバナナの葉っぱなど
土に帰るものばかりだったので捨ててよかったんだと思うんです。
日本から余計なもの持ってきてしまったと反省しました。
b0277522_1241372.gif

[PR]
by takisalatiga | 2011-08-05 11:08

イベント告知 9月3日土曜日14:00


皆様、

このブログをご覧頂いてありがとうございます!
今度コープ自然派奈良東ティモール応援チームは
9月3日土曜日、奈良県北葛城郡河合町という辺鄙なところで
東ティモールについてのイベント「東ティモールってどんなところ?」を実施します。

講師は総合地球環境学研究所の阿部健一先生
京都にある龍谷大学に留学中の留学生、このブログでもおなじみの?
サルバドールさんです

阿倍先生はすでに10年、一年に1、2回東ティモールへ行って活動し、
研究者の立場からコーヒーを通じて東ティモールの農家さんたちを応援されています。

超超超お忙しい阿部先生(研究所のある京都にほとんどいない!?いや日本にいない!?)
に日本でも数少ない東ティモール留学生の話しを聞ける絶好の機会!

もちろん皆さんに東ティモールのコーヒーを味わっていただいて
もしよろしければ東ティモール農家さんにメッセージのご協力をいただけたら、と思います。
皆様、ふるってご参加ください!
予約いただける方はこのサイトのトラックバックまでお知らせくださいね。

b0277522_1241060.jpg


b0277522_1241036.jpg


b0277522_1241055.jpg


[PR]
by takisalatiga | 2011-08-04 14:08